中高生にまみれて『四月は君の嘘』見てきた、2

 

こんにちは。

昨日、急遽予定がなくなってしまったのでお馴染みの地元の映画館に行きました。

 

池袋や新宿など都内の映画館はいつでも混んでいますが、埼玉の映画館は平日ガラガラです。の、はずでしたが、敬老の日だというのを忘れていました。

中高生をターゲットとした学園ラブコメ?を1人で見るのが好きです。

今回は広瀬すず山崎賢人が主演の『四月は君の嘘』を見ることにしました。

 

映画館に入ると、とにかく中高生、のみならず小学生までも。嫌な気はしていましたが、私も含めて皆、同じ映画を待ちわびていました。ネットで座席を取ったときはガラガラだったのですが、いざ入ってみると首を強引に傾けなければいけない前方席や、視界に壁が入るような端の席までいっぱい。 

 

三列ほど前の高校生の男女四人組がポップコーンを頬張り写真を撮っていました。

彼らにとって映画とはどういう存在なのだろう。こういう映画を誰かと見た記憶がない私は、懐かしという想いは当然抱かず、異邦人を見ているような感覚です。

 

座席に着くと、しばらくして右隣に40歳くらいの男性が座りました。

ネットで予約したときに一つ空けたはずなのに。ということは当然、お一人様。私みたいにどんなものが若者にウケるのかに興味があるのだろうか。

 

左隣には、ポップコーンを頬張る女子高校生の二人組。

どうやら山崎賢人がお目当てらしく、しみじみと共感。こういうイケメンが世には求められてるんだなあ。

 

さて、作品もクライマックスに差し掛かると、あたりから鼻をすする音が聞こえてきます。

私はかえって醒めてしまいまいた。というのも、隣の女子高生よりもおじさんのほうが激しく泣いているのです。

高校生の青春ラブストーリーを見てなくおじさん(たぶん独身)を見て泣きそうになりました。

 

作品自体は面白くなかったのですが、小学生でもわかるような内容でしたし、泣いている人もたくさんいます。男子中学生の二人組は、友達に涙を見せたくないお年頃でしょうけど泣いちゃったそうです。こういうのが求められているっていう現実に向き合うためにも、学園ラブコメ、今後も映画館で見ていこうと思います。

とはいえ一度くらいは、中高生たちのように純粋に楽しんでみたいな、と無謀にも望んでしまいました。