記録の再開、14

ブログの更新を再開しようと思う。

 

動機は大きく分けて三つある。

 

まず一つ目に、暇な時間があるから。勤務地が変わり一か月、といってもまだほとんど働いてないが、朝からきちんと出社するなり早速することがない。本を読める環境であれば退屈しないが、馬鹿げていることにPCを操作していなければ周りからの視線が冷たい。ネットサーフィンを飽くことなくすれば良いが、それだけでは退屈であり現に悶々とした日々が続いているのでなにか発信したいと思った。

二つ目に、私的な記録にとどめず見られる記録をすることもまた新たな発見があると思ったから。僕は記憶を疑う記録中毒者であり日々、さまざまなサービスを利用して人生を記録している。日記はEvernoteで、家計簿はMoneyForwardで、映画はFilmarksで、飲食は食べログで、GPSGoogle Mapで、ふと思い付いたことや備忘録やTwitterで、その他、感情が高ぶったときはInstagramで、といた具合である。このブログは、今までTwitterで投稿していたことをより文章を推敲してきちんと言語化するという役割が強いと思う。

三つ目に、生活を虚構化したくなったから。このブログは自分語りはほどほどに客観性の高い内容を中心に投稿していこうと思うが、ブログを書くことを習慣化すれば生活そのものに価値を入れ込もうと日々活発になる気がする。生きるうえでのモチベーションが維持される気がする。新たな知識と経験を求めて日々活動し、それをここでまとめる、というサイクルをしてみたい。大袈裟かもしれないが。また、逆にいうと虚構化しなければ生きていけないくらい今の生活が退屈なのである。

 

ブログを再開する動機は上記の三つが挙げられるが、踏み切ったきっかけは二つある。

 

一つ目は、僕の大学の友人がブログを毎日投稿しているからつられて。なんの価値もないと思っている生活を、ブログで演出を加えて価値のあるものにしていく過程で、この生活そのものに価値を見出せるのではないかと思った。

二つ目は、大学の後輩がミスコンテントを絡めたエンターテインメントをしており衝撃を受けて。正直、在籍時にそのようなことができなかったのが悔しいし、今の自分が多くの人間を動かすこともまた難しい。だからせめて、今から一人でできるエンタメをしてみたいと思った。こんな堅苦しくては面白くないかもしれないが、長い目で見て試行錯誤していきたい。

 

ブログを再開するにあたり、一新して新たなブログを開設しようとも思った。しかし記録とはなるべく情報が多いものに価値がある。過去の投稿を見ると恥ずかしいものもあるがそれも含めて記録であり価値のあるものだと思っている。それらを置き去りにして新たな媒体を用意するのもまた、僕の記録先が多岐にわたり整頓がしにくいと思った。しかしブログタイトルはさすがに変えたい。「ネクラ大学生、大人になるまでの軌跡」とあるがもう大学生ではないし、名前「ネットでも端くれ」も、今はそんな卑屈な気分ではない。

 

それでは、気楽にやっていきます!